1075 チャート事典

  [1075] 主な高値


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意味

図は6501 日立のグラフです。ここには「主な株価」が表示されています。高値はH1〜H4で、安値はL1〜L4の符号をつけています。

@株価が先の高値のH1(595円)を上抜いた時に買い、という条件を設定しようとするには、先の高値H1(595)の数字がわからねばなりません。

A「波動の高値が切り下がっている」ということを条件表に設定したいなら、図のH2(643円)とH1(595円)の数字を取出すことが必要です。

「主な高値」は、過去の波動の高値の株価を取出すことができます。図の最新日の日を基準にするならば、
  1. 直前(1つ前)の高値(H1)を取出す。
  2. 2つ前の高値(H2)を取出す。
  3. 3つ前の高値(H3)を取出す。
  4. 4つ前の高値(H4)を取出す。
のように、Xつ前の高値と指定すれば、当日から数えてXつ前の高値を取出すことができます。


図のA日を基準にするならば、直前(1つ前)の高値(H1)や2つ前の高値(H2)は図のH1,H2がそれに当たります。つまり1つ前、2つ前というのは、調べる日(基準にする日)によって異なります。

「主な株価」に関係する「加工」は次の4つがあります。
1075 主な高値 (「主な株価」の高値を使う)
1076 主な安値 (「主な株価」の安値を使う)
1077 主な高日 (「主な株価」の高値が何日前にあるか)
1078 主な安日 (「主な株価」の安値が何日前にあるか)

規則 (主な高値)

元データ株価
副データなし
加 工過去の主な株価の高値を取出す。
パラメータXつ前(の高値)。1つ前〜500つ前。0つ前としたときは、まだ確定していない現在進行中の高値を取出す。
単 位円(株価)
使用例・1つ前の高値・2つ前の高値
・現在進行中の高値(まだ高値と確定していない)



計算方法

「主な高値」は、過去の高値を取出すだけで、特に計算をするものではありません。図のxの日を基準にして過去の高値を調べたときは、「主な株価」が表示しているように、
  1. 1つ前の高値はaの595円。
  2. 2つ前の高値はbの643円。
  3. 3つ前の高値はcの520円です。ついでに安値を見ておくと、
  4. 1つ前の安値はAの484円。
  5. 2つ前の安値はBの528円。
  6. 3つ前の安値はCの4654円です。
さて現在進行中(xの日)の波動は、Aで安値が確定しているので、上昇中であることがわかります。この上昇波動はいつか波動の高値をつけることになりますが、まだ確定はしていません。

もし安値Aから現在xまでの高値を取出したいなら、「0つ前の高値」と指定します。


「0つ前の高値」と指定できるのは、波動の安値が確定しているときだけです。右図は上図より3日前のグラフですが、ここではまだ安値(上図のAの484円)は確定していません。つまりyの日は、波動は下降中であると判定されています。(a→yへ下落中)

このように波動が下降中のときは「0つ前の高値」と指定しても無効です。

波動が下降中のときは、現在安値を更新しているということですから、「0つ前の安値」が有効です。

0つ前の高値、1つ前の高値、2つ前の高値が、どのように取出されているのかを数値で掲げます。
  1. 上図のa(595円。7月29日)が波動のピークであると確定したのは、株価が少し下落したzの日(8月1日)のことです。これによってaが1つ前の高値(H1の欄に595円と表示されている)であり、b(643円)が2つ前の高値(H2の欄に643円と表示されている)と決まります。

    zからは下降波動に入っているので、「0つ前の高値」はありません。(H0の欄に0円と表示されている)

  2. 上図のyの日ではまだ波動の安値が確定していないので、 なお下降波動にあり、「0つ前の高値」はありません。(H0の欄に0円と表示されている)

  3. yの翌日に波動の安値が確定しました。これによってこの日から上昇波動になったと判断されます。「0つ前の高値」はこの日の高値519円です、(H0の欄に519円と表示されている)

  4. その翌日は531円の高値がついたので、「0つ前の高値」は531円に上がります。(H0の欄に531円と表示されている)

  5. xの日は540円の高値がついたので、「0つ前の高値」は540円に上がります。(H0の欄に540円と表示されている)
「主な高値」はこのような数字を取出します。


設定例@ 直前の波動の高値を上抜いた日に買いの設定


設定のポイント
No.3線 当日の株価高値(ザラバ高値)を取出す。
No.4線 1つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは1)
No.5線 当日のザラバ高値(No.3線)が「1つ前の波動の高値」(No.4線)を上回った日に買い。(クロス日数が1以上・1以下とする)

グラフ@

図のように、直前の波動の高値を上抜いた日に買いマークが打たれています。

設定例A 主な高値が切り上がっているときに順位相関が低くなったら買いの設定



設定のポイント
No.3線 2つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは2)
No.4線 1つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは1)
No.5線 1つ前の波動の高値(No.4線)引く(マイナス)2つ前の波動の高値(No.3線)を計算する。差が1円以上(ということは1つ前の高値のほうが2つ前の高値よりも高い)あるとき買い。
No.6線 9日順位相関を計算し、紺色で描画する。1日〜3日前に-80以下になっていれば買い。
No.7線 9日順位相関(No.6線)が前日より3ポイント以上大きくなったら買い。



グラフA

9日順位相関が-80以下から3ポイント以上上昇したのは、A,B,Cの箇所です。
  1. のときの波動の高値は、a→bへと切り上がっているので、買いマークがついています。

  2. のときの波動の高値は、b→cへと切り上がっているので、買いマークがついています。

  3. のときの波動の高値は、c→dへと切り下がっているので、買いマークはつきません。
さて高値b(410円)から高値c(740円)へは大幅な高値の切り上げとなっています。+80%の上昇です。このように大きく高値を切り上げたときは、その上昇の原因となった材料は十分に織り込まれてしまい、この後さらに上昇していくことはマレでしょう。

とするならば、高値の切り上げ率(例では410円→740円へ+80%の切り上げ)が大きいものはだめである。(図のBの買いマークは出さない)と条件をつけてもよいでしょう。







設定例B 主な高値の切り上げ率が+10%〜+50%までのものに限定する設定



設定のポイント
No.3線 2つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは2)
No.4線 1つ前の波動の高値を取出す。(パラメータは1)
No.5線 1つ前の波動の高値(No.4線)÷2つ前の波動の高値(No.3線)を計算する。計算値が1.1〜1.5のとき買い。(1.1とは1つ前の高値が、2つ前の高値の1.1倍(+10高)ということである)
No.6線 9日順位相関を計算し、紺色で描画する。1日〜3日前に-80以下になっていれば買い。
No.7線 9日順位相関(No.6線)が前日より3ポイント以上大きくなったら買い。

設定例Aと設定例Bは、No.5線が違うだけです。


グラフB

9日順位相関が-80以下から3ポイント以上上昇したのは、A,B,Cの箇所です。
  1. のときの波動の高値は、a(343円)→b(410円)へ1.19倍になっているので、買いマークがついています。

  2. のときの波動の高値は、b(410円)→c(740円)へ1.80倍になっているので、買いマークはつきません。値上がり率が大きすぎる。

  3. のときの波動の高値は、c(740)→d(641円)へ0.87倍になっているので、買いマークはつきません。値上がり率が小さすぎる。
かくして、買いマークはAのものだけに絞られます。



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