条件表の設定例
(拡張8)No. 58,59... 投資マインド指数
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●(拡張8)条件表は《カナル24》の「アップデート」からダウンロードできます。
(06.2.9) TOPIX 1682(+10) 日経平均 16439円(+166) 20.6億株 (2兆8895億円)
市場に参加している投資家の「投資マインド」は良いのか悪いのかは、簡単にいえば、TOPIXあるいは日経平均が25日線より上位にあるか下位にあるかで判断できます。図の青○の時期は25日線を下回っていた時期です。このときの多くの投資家は含み損が発生していると思われます。
含み損が投資家にとって耐えられる規模のものであれば、この時期に新規の押し目買いが入って再上昇となりますが、含み損が耐えられない規模になると投げ売りが始まり、押し目買いを吹っ飛ばしてしまいます。だから単に株価が25日線を下回ったというのが問題ではなく、どれほど下回ったのかが問題になります。
図は東証1部の銘柄で、25日線を上回っている銘柄数が全体の何%あったのかのグラフ(下部の紫色線)です。これを見れば、どの程度熱狂し、どの程度悲観しているかがわかります。
中心は50(%)でピンクの水平線が引かれています。昨年は上昇波動とあって、おおむね50以上の水準で推移しました。紫線のピークらしいところに青●を打っています。これは85%を超えた水準です。85%を超えたときはだいたいが小波動のピークに近いところです。
株価が下げたときはどうなのか。Aは30.6%、Bは25.5%でした。これくらいの数字では、まだ単なる押し目というだけですが、中勢上昇波動が終わったときは80%・90%の銘柄が25日線を割り込みます。例えば昨年4月には4.8%となっていました。25日線より上位にある銘柄は全体の約5%になってしまうわけです。
で、現在のCですが、昨日が52.8%,今日は56.0%と「いうところです。この指標からは「投資マインド」はまだまだ強いと判断できます。
@株価が25日線より上位(下位)にある銘柄数を知る
「投資マインド指数」と名づけましたが、その計算式は簡単です。
ある日の投資マインド指数=(株価が25日線より上位にある銘柄数)÷(全銘柄数)×100
ここで必要なものは、毎日の@25日線より上位にある銘柄数と、Aその日の全銘柄数です。1日だけの「25日線より上位にある銘柄数」を知るのであれば、《カナル24》の「単独検索」で、株価が25日線より上位にある銘柄を検索し、検索された銘柄数をカウントすればよいのです。しかし、昨日、一昨日、10日前、50日前と長期間にわたって「上位にある銘柄数」をいちいちカウントすることは面倒です。過去300日分の上位銘柄数を知ろうとするなら、300回の検索をしなければなりません。
《カナル24》では「全体個数」という計算ができます。
対象とする銘柄を選択し( ここでは「東証1部銘柄」を選択した)、
メニューの「計算」→「全体個数」をクリック。
「全体個数・検索のしかた」の画面がでるので、
全体個数を調べるための条件表(ここでは( QE拡張8)のNo.58を指定します。
条件表No.58の内容が表示されていますが、簡単なものです。
検索期間を「999999」までの「500」日間として、「開始」すれば、 過去500日について、毎日毎日の(25日線より)上位銘柄数と下位銘柄数がデータとして記憶されます。
条件表No.58について説明します。(この条件表は梱包ファイルcj8058-D.jknとしてダウンロードできます。)
No.2行で25日平均線を計算し、
No.3行で株価が25日線とGクロスしているものを「買い」
No.4行で株価が25日線とDクロスしているものを「売り」としています。
通常の条件表と変わっているのは「印字」欄と「保存先」(通常は「印タイトル」)欄です。
No.3行は「C1201」とあります。「買い」(株価が25日線より上位にある)に該当した銘柄数は、コード1201のデータとして記憶されます。
No.4行は「C1202」とあります。「売り」(株価が25日線より下位にある)に該当した銘柄数は、コード1202のデータとして記憶されます。
「全体個数」の検索が終了しました。次図のような画面になります。
040305〜060210の間について個数を調べた。例えば最新日(060210)の内訳は、
株価が25日線より上位にある銘柄数は707銘柄で、
株価が25日線より下位にある銘柄数は967銘柄であった。
04年03月05日〜06年02月10日までの毎日について、上位銘柄数と下位銘柄数を計算してあるので、「個数保存」ボタンをクリックして、データとして記憶させます。
記憶させるファイルは、条件表No.58の「保存先」欄で指定したように、@ C1201に「上位銘柄数」、AC1202に「下位銘柄数」です。
C1201とC1202はDTKB10へ保存することにします。
「保存」ボタンをクリック。
「全体個数」の検索を終わり、スタート画面に戻ると、図のように
コード1201「J058-03」(これは条件表No.58の3行目で計算した上位銘柄の個数)
コード1202「J058-04」(これは条件表No.58の4行目で計算した下位銘柄の個数)
の2つの銘柄が登録されています。
例えばコード1201「J058-03」の中身を「データ」→「データ修正」で見ると、図のように始値・高値・安値・終値が同一の数字のデータが並んでいます。 これが25日線より上位にある銘柄数です。
060210は707銘柄
060209は937銘柄
060208は884銘柄
060207は1188銘柄
060206は1143銘柄
と、毎日の上位銘柄数が記憶されていることがわかります。
A投資マインド指数を描画する
( QE拡張8)の条件表No.58で「全体個数」の計算をすれば、C1201に「上位銘柄数」、C1202に「下位銘柄数」が記憶されます。次はこのデータを使って「投資マインド指数」を描画してみましょう。条件表は以下のものです。(この条件表は梱包ファイルcj8059-D.jknとしてダウンロードできます。)
No.1行〜No.4行までは通常の設定です。陰陽足と25日平均線を描画します。
No.4行で、C1201(共通銘柄A。上位銘柄数である)の1日平均線を計算
No.5行で、C1202(共通銘柄B。下位銘柄数である)の1日平均線を計算
No.6行で上位銘柄数(No.4線)と下位銘柄数(No.5線)の合計を計算。
No.7行で、上位銘柄数(No.4線)÷合計銘柄(No.6線)を計算。
No.8行で、「X100倍」して百分率に変換し、これを紫色で描画する(投資マインド指数)。
中心値(50%)の水準にピンク色で横線を描かせる。
この条件表NO.59で肝心なことは「元データ」として「C1201」と「C1202」を使うことです。
「元データ」欄に「C1201」と「C1202」を設定するためには、
「共通銘柄」ボタンで、共通銘柄を指定しておく必要があります。(次図)
(次図)
「共通銘柄A」の欄をクリックし、右の銘柄一覧表から1201「J058-03」をクリックして下さい。「共通銘柄A」欄に「1201」が入ります。
「共通銘柄B」の欄をクリックし、右の銘柄一覧表から1202「J058-04」をクリックして下さい。「共通銘柄B」欄に「1202」が入ります。
(次図)
「元データ」欄をクリックすると、
元データの一覧表が表示されます。この中に共通銘柄AとしてC1201が、共通銘柄BとしてC1202が表示されているので、選択します。
こうして設定したのが条件表No.59の「投資マインド指数」です。
条件表NO.59でグラフを描くと、図のようになります。
中心の50%以上にあれば、投資マインドは強い。
ただし85%以上になったときは楽観のしすぎなので注意。
中心の50%以下にあれば、投資マインドは弱い。
ただし15%以下になったときは悲観のしすぎなので注意。
という目安になるでしょう。
株式会社 東研ソフト