《カナル24》ver.4

 《カナル24》 Ver.4 …バージョンアップのご案内


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《カナル24》ver.4のバージョンアップお知らせ

2011年10月26日から、現行の《カナル24》Ver.3はバージョンアプして《カナル24》ver.4に変わります。


以下の要領でお申し込み下さい。
  1. Ver.3,Ver.2のユーザーは、郵送したご案内に郵便振替用紙 が同封されているので、これでお振込みください。(銀行振込はしないで下さい。転居されているとき、弊社の登録住所では、お届けできないことがあります。)

  2. 《カナル24》Ver.3(2010年発売)をお使いのユーザーは、バージョンアップ料は12,000円です。

  3. 《カナル24》Ver.2(2008年発売)をお使いのユーザーは、バージョンアップ料は24,000円です。

  4. 新バージョンは、2011年10月26日から順次発送いたします。


《カナル24》ver.4の新機能

【1】条件表のグループを、これまでの8個から20個へ拡大しました。

追加した加工機能
@「買G個数」「売G個数」10グループのうち6個のグループが買いマークをだしていたら「買い」、のような使い方をする。
A「G買利用」「G売利用」指定したXグループが出した売買マークを別のグループで利用する。(別のグループにXグループと同じ設定をする必要がなくなる)


【2】売買マークの操作をしたり、売買マークを出した日付を取り出す加工を追加しました。

追加した加工機能
B「期間買数」「期間売数」そのグループが過去XX日間に3回買いマークを出していたら「買い」のような使い方をする。
C「買m延長」「売m延長」そのグループが売買マークを出したら、翌日からXX日間は売買マークを連続して出す。
D「G買無効」「G売無効」そのグループの売買マークの判定はするが、グラフにマークは表示しない。検索でもそのグループの売買マークは無視する。
E「G買日付」「G売日付」 そのグループの売買マークが出た日付(最新日から何日前か)を取り出す。
F「当日日付」当日の日付(最新日から何日前か)を取り出す。


 【3】トレンド判定のためのチャートを追加しました。

追加した加工機能
G「トゥルーレンジ」 一定期間の変動幅を計算する。ケルトナー・チャンネルなどで使う
H「Vボラストップ」 Variable Volatility Stops。パラボリックのような使い方をする。
I「パラボリックC」 パラボリックはザラバ高値・安値を使うが、これはすべて終値だけを使う。
J「アルーン・アップ」
K「アルーン・ダウン」
「アルーン・アップ」と「アルーン・ダウン」のクロスで「アルーン・インジケータ」を作り、トレンドの転換点を決める。
L「アルーン・オシレータ」-100〜+100の数値をとる。0以上になったら上昇トレンド、0以下になったら下降トレンドとする。
M「行順位値」例えば5本の平均線を描かせ、上から2番目の線を上回ったら上昇トレンド、板から2番目の線を下回ったら下降トレンドとするような使い方をする。
N新しい加工を使って設定した条件表(標準3)に追加
(拡張9)にチャート事典で設定したものを追加

《カナル24》Ver.4では20個の新しい「加工」を追加しました。この1つの原因は「グループ」を8グループに拡大したことにあります。8個を20個へ変更することによって、修正しなければならないプログラムは多岐にわたります。

@「グラフ」では最大20個の売買マークを表示することがあります。このため売買マークの色数を20色以上扱えるように修正しました。

A計算では、「単独検索」「予想検索」「平均とSD」「統計」「絞込み検索」「並列検索」「共通検索」の7個の検索プログラムで20個のグループを扱えるように修正する必要がありました。

B20個のグループが扱えるようになると、グループ間の係わり合いについてのアイデアが次々に浮かびました。
  1. その条件表に10グループの条件が設定してあるとき、例えば7個以上のグループが買いマークを出していたら「真の買い」とするような加工が必要でしょう。(「買G個数」と「売G個数」)

  2. Aグループで設定している条件設定を、別のCグループで利用できないか。そうすればCグループにAグループと同じ条件設定をする必要がなくなります。(「G買利用」と「G売利用」)

  3. そのグループが過去20日間に売買マークを3回出しているときに「真の買い」とするような加工が必要になるだろう。(「期間買数」と「期間売数」)

  4. そのグループが出した買いマークの日の翌日から5日間買いマークを出せるようにすれば、例えば条件表No.2「日経平均用'96」が売買マークを出した後、5日間は「日経先物寄引売買」ができます。(「買m延長」と「売m延長」)

  5. 指定したBグループが買いマークを出して、20日以内にCグループでも買いマークを出したら「真の買い」とするような加工があれば便利です。そのためにはBグループが買いマークを出した日の日付とCグループが買いマークを出した日の日付を取り出す必要があります。(「G買日付」と「G売日付」と「当日日付」)

  6. CグループがAグループの条件設定を利用していたり、Bグループの売買マークが出ることを前提としているような条件設定をしているとき、「真の買い」はCグループが出す買いマークです。このときAグループとBグループの売買マークは出さないようにする加工が必要になります。(「G買無効」と「G売無効」)
新しい「加工」を追加した2つめの理由は、機械的にトレンドの判定をするチャートを追加したかったからです。
  1. Ver.3においても、トレンドを判定する加工はいくつもあります。例えば@平均線、Aコスト線、B平滑平均、C回帰曲線、Dコボック、EHLC平均、F仲値線 を使って、株価の位置関係(株価が線の上にあれば上昇トレンド、株価が線の下にあれば下降トレンド)、短期線と長期線の2本のクロスの関係(ゴールデンクロスしたら上昇トレンド、デッドクロスしたら下降トレンド)、またその線の向き(上向いたら上昇トレンド、下向いたら下降トレンド)などからトレンドを判定することができます。

    あるいはもともとトレンド転換の判定を目的にしている、G新値足、Hカギ足、Iカギ足肩抜き、JP&F、KHL転換、Lパラボリック、によってもトレンドを判定できます。

  2. 株価と帯(エンベロープ)の関係によってもトレンドが判定できます(株価が上限線を上回ったら上昇トレンド、下限線を下回ったら下降トレンド)。帯のチャートには、M定数帯、N%幅帯、O偏差帯(ボリンジャー)、Pハイロー帯、Q一目均衡表の抵抗帯、などがあります。ただしVer.3では、このM〜Qの帯はグラフ上に目で見て判断するほかはありませんでした。Ver.4で「買m延長」「売m延長」の加工を追加したことで、条件表にトレンド判定を設定することができるようになりました。

  3. Ver.4では、@トゥルーレンジ、AVボラストップ、Bアルーン・オシレータ、Cアルーン・アップ、Dアルーン・ダウン、EパラボリックC、F行順位数、を追加し7通りのトレンド判定のしかたが追加しました。

    @トゥルーレンジを使うと、ケルトナー・チャンネルによるトレンド判定ができます。Cアルーン・アップ、Dアルーン・ダウンを使えばアルーン・インジケータによるトレンド判定ができます。

【1】条件表のグループを、これまでの8個から20個へ拡大


今回新規に追加した加工は次の20個です。(赤枠はVer.4で追加したもの、青枠はVer.3で追加または改良した21個の加工)


まずは次の条件表を見てください。ここにはA〜Lの12個のグループに売買条件が設定してあります。グラフを描いたとき、最大で12個の売買マークが出される可能性があります。また最後の行(No.42行に)に「5個以上のG買個数」を設定すれば、買いマークが5個以上出たときに「真の買いマーク」を出すことができます。


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@「買G個数」「売G個数」


図は9506「東北電」のグラフです。5個のグループを使った条件表で描画しています。

条件表の内容は次図のものです。

買いマークは、
  1. グループで、25日線と75日線がデッドクロスしてから30日以上経過しているときに、大陽線か大陰線がでたら買い。

  2. グループで、9日順位相関が-90以下で買い。

  3. グループで、25日順位相関が-80以下で買い。

  4. グループで、13日VL相対が25以下で買い。

  5. グループで、5日平均の9日相対力が70以上で買い。
5つのグループによる買いマークは↑の色で区別されます。

売りマークは、
  1. グループで、25日線と75日線がゴールデンクロスしてから30日以上経過しているときに、大陽線か大陰線がでたら売り。
  2. グループで、9日順位相関が+90以上で売り。
  3. グループで、25日順位相関が+80以上で売り。
  4. グループで、13日VL相対が75以上で売り。
4つのグループによる売りマークは↓の色で区別されます。上のグラフで青色○で囲った日に売買マークを出すことができます。買いマークが5個ついている日だけの本当の買いマークを出し、売りマークが3個ついている日に本当の売りマークを出すには「買G個数」「売G個数」を使います。「G」とはグループの意味です。

もし買いマークの個数が5個以上で「真の買いマーク」とし、売りマークの個数が3個以上で「真の売りマーク」としたいなら、次のような設定をします。



条件表の最後の行(No.32行に「買G個数」を、No.33行に「売G個数」を設定しています。またA〜Eグループにはそれぞれ「G買無効」「G売無効」を設定し、A〜Eグループの売買マークは表示させないようにしています。


(a)の日は5個のグループが買いマークを出していますが、「買G個数」が5個以上で真の買いになります。よって買いマークは1つだけ出ています。

(b)の日は3個のグループが売りマークを出していますが、「売G個数」が3個以上で真の売りになります。よって売りマークは1つだけ出ています。

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A「G買利用」「G売利用」


右図には3種類の売買マークが表示されています。この条件表にはABCの3グループの売買条件が設定されているからです。

Aグループ(赤色)、Bグループ(緑色)、Cグループ(青色)の売買条件は次のようになっています。
  1. グループ(赤色)
    買いは、株価が9日線より上、9日線が25日線より上、25日線が75日線より上、75日線が200日線より上にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに-5%以下であれば「買い」。

    にあるとき売り条件表の内容は次図のものです。

    売りは、株価が9日線より下、9日線が25日線より下、25日線が75日線より下、75日線が200日線より下にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに+5%以上のとき「売り」。

  2. グループ(緑色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日順位相関がはじめて-90以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日順位相関がはじめて+90以下になったら「売り」

  3. グループ(青色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日VL相対がはじめて+20以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日VL相対がはじめて+80以下になったら「売り」
このような売買マークを出すためには、BグループとCグループに、Aグループと同じ条件行を設定する必要があります。Aグループの売買条件は次の図のNo.3行〜No.16行に設定されています。このNo.3行〜No.16行の14行分をBグループ、Cグループに設定しなければならないわけです。




しかし上の条件表のBグループにはNo.3行〜No.16行の設定はせずに、No.18行でAグループの「G買い利用」をする。No.19行でAグループの「G売り利用」をする。の設定をして、No.3行〜No.16行と同じ結果を出すようにしています。CグループもNo.26行とNo.27行に「G買い利用」「G売り利用」の設定をしてNo.3行〜No.16行の設定に代えています。 「G買い利用」「G売り利用」とは指定したグループの売買条件を、そのグループでも使うということです。

この例ではABCグループの売買マークが表示されますが、BグループやCグループの売買マークが出るときは必ずAグループの売買マーク(赤色)が出ます。Aグループの売買マークは不要なわけです。このとき、Aグループに「G買い無効」や「G売り無効」の設定をしておくと、Aグループの売買マークは表示されません。

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【2】売買マークの操作をしたり、売買マークが出た日付を取り出す


B「期間買数」「期間売数」


図は1605「国際帝石」のグラフです。9日順位相関によって売買マークを出しています。

画面下部に9日順位相関を紫色で描き、その値が+65の水準にピンク色で水平線を、-75の水準に空色で水平線を描いています。

9日順位相関がピンク色線(+65)を初めて下回った日に売りマーク、9日順位相関が空色線(-75)を初めて上回った日に買いマークを出しています。図の青色○のように、7箇所で売りマーク、4箇所で買いマークが出ています。

ここでよく見ると、(a)の売りマークの前の20日間のうちに2個の売りマークがでています。また(b)の買いマークの前の20日間のうちに2個の買いマークがでています。20日間という短期間に売りマークマークが続けて出るのは上昇力がなくなってきたのではないか、同じように短期間に買いマークが続けて出るのは下落が弱まってきたのではないかと考えられます。

(a)だけで売りマークを出すには、(a)の日から過去20日間に売りマークが何回出ていたかを知る必要があります。(b)だけで買いマークを出すには、(b)の日から過去20日間に買いマークが何回出ていたかを知る必要があります。「期間買数」「期間売数」を使えば、一定期間の売買マークの数を取り出せます。




(a)の日はNo.8行が「売り」、No.10行も過去20日間に売りが3個あるので、全体として売りマークが出ています。

(b)の日はNo.9行が「買い」、No.11行も過去20日間に買いが3個あるので、全体として買いマークが出ています。

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C「買m延長」「売m延長」

図は3407「旭化成」のグラフです。2種類の売買マークが表示されています。この売買条件は、以下のようになります。
  1. グループ(赤色)
    売りは、9日順位相関が、25日間以上、0の水準を上回っていたが、当日は0以下になったら売り。

    買いは、9日順位相関が、25日間以上、0の水準を下回っていたが、当日0は以上になったら買い。

  2. グループ(緑色)
    売りは、9日順位相関がはじめて+90以下になったら売り。

    買いは、9日順位相関がはじめて-90以上になったら買い。


売りは、上図の(a)で順位相関が0以下になり→その後20日以内に再び+80以上になり→(b)で+80を下回る。この(b)で売りマークを出したい。

つまりAグループの売りマークのあと、20日間のうちにBグループの売りマークが出た日に真の売りマークを出したいわけです。

買いは、右図の(c)で順位相関が0以上になり→その後20日以内に再び-80以下になり→(d)で-80を上回る。この(d)で真の買いマークを出したい。

つまりAグループの買いマークのあと、20日間のうちにBグループの買いマークが出た日に、真の買いマークを出したいわけです。このためには、Aグループの買い・売りは売買マークが出た日だけでなく、その後20日も買い・売りが継続しているという設定をすればよいのです。

次のような条件表になります。


No.12行に「買m延長」が設定されています。この段階でNo.1行〜No.11行までの買い条件をチェックし、すべての買い条件(この例ではNo.10行とNo.11行)を満足したなら買いマークであるとします。次に買いマークが出ている日の翌日から20日間も買いマークが出ているとします。

No.13行に「売m延長」が設定されています。この段階でNo.1行〜No.12行までの売り条件をチェックし、すべての売り条件(この例ではNo.8行とNo.9行)を満足したなら売りマークであるとします。次に売りマークが出ている日の翌日から20日間も売りマークが出ているとします。

No.14行に売り条件が設定されていますが、これは「売m延長」の対象外です。よってNo.13行の売りマークとNo.14行の売りマークが同時に満足されたときに、真の売りマークが出されます。

No.15行に買い条件が設定されていますが、これは「買m延長」の対象外です。よってNo.12行の買いマークとNo.15行の買いマークが同時に満足されたときに、真の買いマークが出されます。


(a)で9日順位相関が0以下になりました。0以上の水準にあったのは(x)〜(a)の前日までで、25日以上あります。ここでNo.8行とNo.9行の売り条件が満足されるので、(a)の日とその後20日間は売りマークが出ていることになります。

次に(b)で9日順位相関が+80以下になったので、売りマークがでます。このとき、(a)の日から25日間は別の売りマークが出ているので、(a)の売りと(b)の売りが同時に発生している(b)の日に真の売りマークがでています。

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D「G買無効」「G売無効」


右図はAG買い利用・G売り利用で使った2914「JT」のグラフです。

この条件表にはABCの3グループの売買条件が設定されているので、3種類の売買マークが表示されます。

Aグループ(赤色)、Bグループ(緑色)、Cグループ(青色)の売買条件は次のようになっています。
  1. グループ(赤色)
    買いは、高いほうから、株価→9日線→25日線→75日線→200日線の順にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに-5%以下であれば「買い」。

    売りは、安いほうから株価→9日線→25日線→75日線→200日線の順にあって、株価と9日線のカイリ率が過去3日間のうちに+5%以上のとき「売り」。

  2. グループ(緑色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日順位相関がはじめて-90以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日順位相関がはじめて+90以下になったら「売り」

  3. グループ(青色)
    買いは、Aグループの買い条件に加えて、9日VL相対がはじめて+20以上になったら「買い」
    売りは、Aグループの売り条件に加えて、9日VL相対がはじめて+80以下になったら「売り」
どのグループもAグループの売買条件を満足せねばなりません。つまりBグループやCグループの売買マークが出るときは、必ずAグループの売買マークが出ていることになります。Aグループの売買マークを出したくないときは、「G買い無効」「G売り無効」を使います。



BグループのNo.20行とNo.21行で、「GNo.1 (Aグループのこと)」の売買条件を利用すると設定しています。CグループのNo.28行とNo.29行で、「GNo.1 (Aグループのこと)」の売買条件を利用すると設定しています。


図は冒頭に掲げたグラフと同じものですが、上の条件表のAグループのNo.17行・No.18行に「G買い無効」「G売り無効」の設定がしてあるので、Aグループの売買マーク(赤色)は表示されていません。

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E「G買日付」「G売日付」とF「当日日付」


図は1605「国際帝石」のグラフです。25日線と75日線が描かれています。a,b,cで売りマーク、A,B,C,D,E,Fで買いマークが出ています。

売買マークは赤色と緑色の2種類があります。つまりこの条件表はA・Bの2グループの売買条件が設定されています。

Aグループの売買条件は、9日順位相関が初めて-90以上になったら買い、9日順位相関が初めて+90以下になったら売り、としています。ご覧のように多くの赤色の売買マークが表示されています。

Bグループの売買条件は、@Aグループの赤色の買いマークのうちで、直近の売りマークから50日以上が経過して出た買いマークはBグループの緑色の買いマークになります。(売りマークから50日以上経過している買いマークを真の買いとする)

AAグループの赤色の売りマークのうちで、直近の買いマークから50日以上が経過して出た売りマークはBグループの緑色の売りマークになります。(買いマークから50日以上経過している売りマークを真の売りとする)

次のような設定になります。



No.11行で、当日日付を取り出しています。
No.12行で、Aグループの直近の買いマークの日付を取り出します。(GNo.1はAグループのこと)
No.13行で、Aグループの直近の売りマークの日付を取り出します。(GNo.1はAグループのこと)
No.14線で、No.13線(G売り日付)−No.11線(当日日付)を計算し、50日以上であれば買い。 No.15線で、No.12線(G買い日付)−No.11線(当日日付)を計算し、50日以上であれば売り。


4063「信越化」は、(A)で売りマーク、(B)で買いマークを出します。

9日順位相関だけの売買条件だと、赤色の売買マークがでますが、直近の(a)の買いマークが出てから50日以上経過している(A)では緑色(Bグループ)の売りマークが出ています。

(B)以外はピーク・ボトムか直近の(A)の売りマークが出てから50日以上経過している(B)では緑色(Bグループ)の買いマークが出ています。

(c)や(d)では、直近の(B)の買いマークが出てから50日以上が経過していないのでbグループの売りマークは出ません。

もしAグループの赤色の売買マークを出したくなかったら、Aグループの最後の行に、DG買無効・G売無効を設定しておきます。

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【3】トレンド判定のためのチャートを追加


G「トゥルーレンジ」

株価の1日の値幅(レンジ)は、時期によって大きいときもあれば、小さいときもあります。図は1日の値幅を10日平均したものです。(a)の日は151.0円のです。過去10日間は平均して151.0円の値幅があったわけです。

(b)の日は81.0円です。(B)の前の10日間の陰陽足の幅を見ると小幅です。「トゥルーレンジ」は1日だけの値幅を使うのではなく何日間の平均(または平滑平均)を計算して使います(これをATRと略す。アベレージ・トゥルーレンジのこと)

ATRは図のように単独のチャートして使うことは少なく、平均線(平滑平均)の上下にATRのN倍を加減して、上限線と下限線を作ります(これはケルトナー・チャンネル)。

また過去XX日間の安値にATRのN倍を加えて上限線とし、過去XX日間の高値にATRのN倍を減じて下限線としたりします(これはVボラストップ)。


1日の値幅は通常は(ザラバ高値−ザラバ安値)で計算しますが、「トゥルーレンジ」の値幅は右図のように計ります。
  1. 多くは(A)のように(ザラバ高値−ザラバ安値)がその日の値幅(レンジ)となります。

  2. (B)のように下窓を空けたときは、(前日終値−ザラバ安値)をその日の値幅(レンジ)とします。

  3. (C)のように上窓を空けたときは、(ザラバ高値−前日終値)をその日の値幅(レンジ)とします。
窓を空けたときは前日の終値を基準にしているので「トゥルーレンジ(真の値幅)」と呼んでいるわけです。「トゥルーレンジ」はこの値幅のX日平均(あるいは平滑平均)の計算をして用います。

次の設定は、20日平滑平均線に20日ATRの3倍の値を加減して、上限線と下限線を作り、株価が上限線を上回ったら売り、下限線を下回ったら買いの設定をしています。(上限線・下限線を逆張りに利用している)


No.4行は、「-20日 トゥルーレンジ」と設定していますが、マイナスをつけたときは平滑平均を計算し、マイナスをつけていないときは単純平均を計算します。


図のように、
  1. 20日平滑平均線

  2. 20日平滑平均線の上に3倍のトゥルーレンジ(ATR)分を上乗せしたピンク色の上限線

  3. 20日平滑平均線の下に3倍のトゥルーレンジ(ATR)分をマイナスした空色の下限線
が描画されます。

図の赤色○の日に買い、青色○に日に売りがでています。

設定例のNo.8行を「買い」に、No.9行を「売り」に設定すれば、順張りとして使えます。(上限線を上回ったら買い、下限線を下回ったら売り)

図の赤色○の日に買い、青色○に日に売り がでています。(売りはでていない)

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H「Vボラストップ」


正しくは、Variable Volatility Stops といいます。
「トゥルーレンジ」で説明したように、ケルトナー・チャンネルは、例えば20日平滑平均線の上に3倍のトゥルーレンジ(ATR)分を上乗せして上限線とし、20日平滑平均線から3倍のトゥルーレンジ(ATR)分をマイナスして下限線とします。

「Vボラストップ」は3倍のトゥルーレンジ(ATR)を加減することはケルトナーと同じですが、それは20日平滑平均線を基準にするのではなく、20日間の最安値(終値ベース)に3倍のトゥルーレンジ(ATR)をプラスして上限線(図のピンク色線)とし、20日間の最高値(終値ベース)から3倍のトゥルーレンジ(ATR)をマイナスして下限線(空色線)とします。

株価が初めて上限線を上回ったら上昇トレンド入り、株価が初めて下限線を下回ったら下降トレンド入りとします。

図では(a,c,e)で上昇トレンドに転換し、(b,d,f)で下降トレンドに転換しています。


上図のグラフは「Vボラストップ」の仕組みを表現していますが上限線と下限線が2本描かれて、画面が見づらくなるし、売買マークがトレンドの転換点以外にも表示されています。

「Vボラストップ」は、上昇トレンドにあるときは下限線だけを描き、下降トレンドにあるときは上限線だけを描きます。(つまりトレンド転換点を判定している)

チャートの描き方はパラボリックに似ています。

条件表は次のように設定します。簡単です。



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I「パラボリックC」

図はパラボリックを使ったグラフです。パラメータは標準の(初期値=0.02、加速係数=0.02)を使っています。

パラボリックは、ザラバ高値が上限線(ピンク色)を上抜いたときひ買い、ザラバ安値が下限線(青色)を下抜いたときに売りとなります。

図の売買マークに従って売買すると、
  1. 利益がでているのは、(a買い→A売り)(B売り→C買い)(e買い→E売り)(E売り→f買い)の4回です。

  2. 損失がでているのは、(A売り→b買い)(b買い→B売り)(c 買い→C売り)(C売り→d買い)(d買い→D売り)の5回です。
株価が大きく上昇または下落をしない限り利益はでません。小幅な動きのときはことごとくがダマシにあっています。 このことはトレンド系のチャート全般にいえることですが、特にパラボリックはダマシが多い感じです。これはパラボリックがザラバ高値・ザラバ安値を使っているからだと思われます。

右図は「パラボリックC」のグラフです。パラメータは上図のパラボリックと同じ(初期値=0.02、加速係数=0.02)を使っています。

この売買マークは上図に比べて圧倒的に優れています。(a買い→A売り)(A売り→b買い)(b買い→B売り)(B売り→c買い)の4回の売買はことごとくが利益になります。

上図の5回のダマシは1度も出ていません。

「パラボリックC」はザラバ高値・ザラバ安値を使いません。終値だけを使います。@上限線・下限線の水準を決めるも終値であり、A上限線・下限線の突破も終値で判断します。これによってかなりのダマシから逃れることができます。

「パラボリックC」の設定は次のように簡単です。


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J「アルーン・アップ」とK「アルーン・ダウン」

図は、 14日のアルーン・アップ(赤色線)と14日のアルーン・ダウン(青色線)を描いています。
  1. アルーン・アップがアルーン・ダウンより上位になった日に買いマーク

  2. アルーン・アップがアルーン・ダウンより下位になった日に売りマーク
を出しています。

アルーン・アップは一定期間(N日)の高値(ザラバ高値・ザラバ安値または終値ベース)が当日から過去何日目にあったかを調べ、

(N日-何日目)÷N×100

で算出します。

10日アルーン・アップのときは、1日多い11日間の高値が当日(0日目)から何日目にあるかを調べます。図のa,b,c,dの日に11日間の高値があったとき、当日(a)の日のアルーン・アップは次のように計算されます。
  1. は当日(0日目)なので、(10-0)÷10×100=100 %
  2. は3日目なので、(10-3)÷10×100=70 %
  3. は9日目なので、(10-9)÷10×100=10 %
  4. は10日目なので、(10-10)÷10×100=0 %
当日が11日間の新高値になっていれば100%になり、高値が10日前にあれば0%になります。

10日アルーンだから10日間の高値を調べると、(a)から10 間で最も古い(c)の日に高値があったときは10%となり、0%にはなりません。この方法ではアルーン・アップは10〜100%になります(この方法をとるチャートも多い)

アルーン・ダウンは安値の日を調べます。図のa,b,c,dの日に11日間の安値があったとき、当日(a)の日のアルーン・ダウンは次のように計算されます。
  1. は当日(0日目)なので、(10-0)÷10×100=100 %
  2. は3日目なので、(10-3)÷10×100=70 %
  3. は9日目なので、(10-9)÷10×100=10 %
  4. は10日目なので、(10-10)÷10×100=0 %
要するに当日が11日間の新安値になっていれば100%になり、安値が10日前にあれば0%になります。

次のような設定をします。


この条件表でグラフを描くと、 図のA,B,Cで売り、a,bで買いになっています。

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L「アルーン・オシレータ」


図は、 14日の
アルーン・アップ(赤色線)と14日のアルーン・ダウン(青色線)を描き、アルーン・アップがアルーン・ダウンより上位になった日に買いマーク、下位になった日に売りマークを出しています。

これはアルーン・アップとアルーン・ダウンのクロスに注目した売買のやりかたです。ほかにアルーン・アップとアルーン・ダウンの差に注目する「アルーン・オシレータ」があります。

アルーン・レシオは(アルーン・アップ−アルーン・ダウン)で計算されます。アルーンアップとアルーンダウンは0〜100までの数値をとるので、アルーン・オシレータは+100〜-100の数字になります。

右図は14日のアルーン・オシレータ(深緑色)です。

(a)の日はアップが100、ダウンが7.1なので、この日のオシレータは100-7.1=82.9になります。

(b)の日はアップが0、ダウンが78.6なので、オシレータは 0-78.6=-78.6になります。

アルーン・オシレータが0以上のときは上昇トレンドにあり、0以下のときは下降トレンドにあります。図の売買マークは、オシレータが0を割り込んだ日に売りマーク、0を超えた日に買いマークを出しています。


条件表の設定は次のようになります。


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M「行順位値」

「行順位値」は、いくつかの行のデータを日ごとに大きい順に並べ替え、大きいほうからn番目のデータ値を取り出します。


右図は、@25日平均線、A75日平均線、B125日線、C200日線 の4本の平均線を描画しています。 売買マークがa,b,cで出ています。

買いマークは4本の平均線のうちで上から3番目(下から2番目)の平均線を終値が上回った日に出ています。

売りマークは4本の平均線のうちで上から2番目(下から3番目)の平均線を終値が下回った日に出ています。

(b)の買いマークの日の上から3番目(下から2番目)の平均線は200日線ですが、(c)の日の上から3番目(下から2番目)の平均線は75日線です。

このような売買マークを出すためには、上から3番目(下から2番目)の平均線がXX日平均線であることは必要ありませんが、上から3番目(下から2番目)の平均線の数値を取り出しておく必要があります。

「行順位値」は上からn番目の数値を取り出すことができます。

次の設定は
  1. No.7行で4本の平均線のうち上から2番目の平均線(平均値)を取り出し、
  2. No.8行で4本の平均線のうち上から3番目の平均線(平均値)を取り出し、
  3. No.9行で、株価が上から2番目の平均線を下回った日に売り
  4. No.10行で、株価が下から2番目(上から3番目)の平均線を上回った日に買い
の売買条件をつけています。


(A)の日に上から3番目の平均線(下から2番目の平均線)を上回ったので買い。(この日は2番目も上回っている)

(B)の日に上から2番目の平均線を下回ったので売り。



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N新しい加工を使って設定した条件表

(標準3)に追加

No.144〜No.153はチャート事典の設定例のうち役立ちそうな条件表をいれました。

No.155〜No.165の11本は、株式講座No.14「トレンドの判定と役張りの売買について」で最終的に設定した条件表を入れてあります。

(拡張9)に追加

チャート事典に新しい加工の解説を追加し、そこで例題とした「設定例」の条件表を、No.181〜No.195に入れてあります。

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