《デンドラ》のご紹介

《デンドラ24》のご紹介...D上限線・下限線を逆張りで利用する


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逆張り

《デンドラ24》でいう「逆張り」とは、@上昇波動にあるときに売り、A下降波動にあるときに買い、をいいます。その波動に逆らった売買・もうすぐ反転するだろうという見込みの売買をすることをいいます。


図は6770「アルプス」のグラフです(10%波動)。@前波動基準の中位の上限線(赤色線)と、A下限線(茶色線)、B今波動基準の中位の上限線(空色線)と、C下限線(青緑色線)が描かれています。

図のa,bは上限線をクリア(ザラバ高値も含む)した日、A,Bは下限線をクリアした日です。

上限線・下限線は、その名のとおり、株価の上昇の上限、株価の下落の下限を示すものです。この線が表す水準は、波動パタンが持つ情報(過去の動きの統計)から決まりますが、上限線・下限線は、以下のように種類によって水準(メド)が異なります。
  1. 前波動基準の中位線(50%の銘柄はこの水準にこない)

  2. 前波動基準の1/4位線(75%の銘柄はこの水準にこない)

  3. 今波動基準の中位線(50%の銘柄はこの水準にこない)

  4. 今波動基準の1/4位線(75%の銘柄はこの水準にこない)
基本的には、@株価が上限線に達したら売る。A株価が下限線に達したら買う。ということですが、単純にこの水準に達したから売買すればよいというものでもありません。以下に売買の方針を述べます。



@上限線を売りの限界とする

「売り」で考えておくべきことは、
  1. 上昇波動中に売る。

  2. 上限線を売りに使うときは、前波動・今波動の両方をクリアしたものとするほうが、確実性が増します。

  3. また中位線を使うよりも、1/4位線を使うほうが、確実性が増します。

  4. さらにいえば、クリアしたからすぐに売るのではなく、 上昇してクリアした後、反落してその水準から完全に下位に放れた日を売りの日とするのがよい。

  5. 売った日から一定の期間内に、下降波動に転換しないときは、失敗と判断したほうがよい。

  6. 売った後、株価が再度上限線をクリアしたときは、やはり失敗と判断したほうがよい。

一番上の6770「アルプス」のグラフを拡大した図を掲げます。aの日は、
  1. 上昇波動中であり、
  2. 上位にある上限線(この場合は前波動からの上値メド。赤色線)に、ザラバ高値が到達した。

    このまま上昇を続けることももちろん多くありますが、

  3. aの翌日、株価は反落して、そのザラバ高値は上限線に達しなかったので、下降波動へ向けてのスタートとなった のではないか、という見込みがでてきます。ここで「売り」となります。


aの翌日をa'とします。この例ではaの翌日すぐに上限線を完全に下回りましたが、
  1. aの翌日すぐに下回る。

  2. aの後、何日かは上限線にザラバ高値がからみ、なかなか、完全に下回らない。

  3. aの後、さらに株価が上昇し、上限線を完全に下回るまでに数日以上を要した。
ということが起きますが、この順番に「売り」の成功確率が高くなるようです。

上限線を完全に下回ったa'の日の波動パタンの情報の表は次図のようになっていました。



注目するのは、今波動の下落率の欄です。
  1. 前波動による上限線(中位)は1547円(グラフの赤色線)
  2. 今波動による上限線(中位)は1495円(グラフの空色線)
  3. 次の波動の下限線(中位)は1285円(グラフの青緑色線)
もしこのまま株価が下落して下降波動に入ったときは、1285円が下値のメドになります。

上のグラフで、a'の日の今波動による下限線x(青緑色)の水準は1285円ですが、下降波動に転換したときの「前波動」による下限線y(茶色)と同じ水準になっていることに注意して下さい。

@上昇波動中の今波動による下限線は、A波動が転換したとき、B前波動による下限線になります。 a'の日の株価は、1510円でした。次の下値メドが1285円であるので、その差225円が売りによる利益と予定できます。



A下限線を買いの限界とする

「買い」で考えておくべきことは、
  1. 下降波動中に買う。
  2. 下限線を買いに使うときは、前波動・今波動の両方をクリアしたものとするほうが、確実性が増します。

  3. また中位線を使うよりも、1/4位線を使うほうが、確実性が増します。

  4. さらにいえば、クリアしたからすぐに買うのではなく、 下落してクリアした後、反発してその水準から完全に上位に放れた日を買いの日とするのがよい。

  5. 買った日から一定の期間内に、上昇波動に転換しないときは、失敗と判断したほうがよい。

  6. 買った後、株価が再度下限線をクリアしたときは、やはり失敗と判断したほうがよい。


一番上の6770「アルプス」のグラフを拡大した図を掲げます。Aの日は、
  1. 下降波動中であり、
  2. 下位にある下限線(この場合は今波動からの下値メド。青緑色線)に、ザラバ安値が到達した。

    このまま下落を続けることももちろん多くありますが、

  3. Aの翌日、株価は反発して、そのザラバ安値は下限線に達しなかったので、上昇波動へ向けてのスタートとなった のではないか、という見込みがでてきます。

  4. ここで「買い」となります。

Aの翌日をA'とします。この例ではAの翌日すぐに下限線を完全に上回りましたが、
  1. Aの翌日すぐに上回る。

  2. Aの後、何日かは下限線にザラバ安値がからみ、なかなか、完全に上回らない。

  3. Aの後、さらに株価が下落し、下限線を完全に上回るまでに数日以上を要した。
ということが起きますが、この順番に「買い」の成功確率が高くなるようです。

下限線を完全に上回ったA'の日の波動パタンの情報の表は次図のようになっていました。


注目するのは、今波動の上昇率の欄です。
  1. 前波動による下限線(中位)は1285円(グラフの茶色線)
  2. 今波動による下限線(中位)は1207円(グラフの青緑色線)
  3. 次の波動の上限線(中位)は1460円(グラフの空色線)
もしこのまま株価が上昇して上昇波動に入ったときは、1460円が上値のメドになります。

上のグラフで、A'の日の今波動による上限線x(空色)の水準は1460円ですが、上昇波動に転換したときの「前波動」による上限線y(赤色)と同じ水準になっていることに注意して下さい。

@下降波動中の今波動による上限線は、A波動が転換したとき、B前波動による上限線になります。A'の日の株価は、1272円でした。次の上値メドが1460円であるので、その差188円が買いによる利益と予定できます。



B失敗の判断


bの日に、高いほうの上限線をザラバ高値でクリアしました。翌日は陰線で、ザラバ高値は上限線まで戻らず、ここで逆張りの「売り」となります。しかしその後の株価はわずかな下げで終わりました。

その後株価は反騰して、@上限線を突破。A今波動の上限線が、前波動の上限線を上回り、B今波動の上値メド(空色)までの上昇が見込めるようになりました。この「売り」は完全な失敗です。

逆張りは、波動に逆らっているのですから、失敗を放置しておくと大きな損失になります。いつ失敗と判断するかは重要なことです。(仕掛けの判断よりも、手仕舞いの判断のほうが重要。)



bの翌日のb'の日に「売り」としましたが、
  1. b'から6日目のxの日には、早くも上限線まで戻ってきました。これが1つの判断材料。

  2. すぐに下降波動に入るという見込みでしたが、b'の日から数えて9日経っても下降波動に入らなかった。(9日というのは、前回のa'の売りの日から9日目に下降波動に転換した。)これが2つ目の判断材料。

  3. yの日に完全に上限線を上回った。これで完全な「売り」の失敗が決まります。


C長く仕掛けのチャンスがこないとき


Bの日に株価は下限線をクリアしました。この日から下限線を完全に上回る日を待って、「買い」を狙うことになります。


この後、そのようなチャンスはやってきませんでした。初めて下限線をクリアしたBの日から19日目にしてようやく下限線に復帰しましたが、完全に下限線を上回ることはありませんでした。

yの日にカギ足は陽転し、上昇波動に入ったので、ここからは、本章の逆張りによる買いの時期ではなくなりました。

なお下限線に達したxから陽転するまでにこのように時間がかかったのは、反発力が無かったということです。yで陽転して上昇波動に入りましたが、この上昇波動の上昇力は弱いと判断できます。



最もわかりやすいのは、@初めて下限線にザラバ安値で到達した、そのA翌日に完全に下限線を上回る。という現象のときです。

図は3864「三菱紙」ですが、Cの日がそれに該当します。この後は
  1. 5日目に陽転して上昇波動に入り、
  2. 今波動の上限線と前波動の上限線を突破し、
  3. 今波動の上限線が前波動の上限線を上抜き、より高い上値メドが生まれる。
という順調な上昇を見せました。



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