《デンドラ》のご紹介

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《デンドラ24》のヘルプの中に「デンドラ・波動事典」があります。ここでは《デンドラ24》の目的や使い方を説明しています。そのうちの1章を参考に掲げます。(2021 上値のメド・下値のメド の章です。)



戻りのメドと押しのメド

上値のメドや下値のメドを知ろうとするとき、@過去に手本があるときと、A過去に手本がないときでは、その困難さが大いに違います。( つまり株価が過去(一定期間)の株価の範囲に収まっているときのメドはつけやすいが、株価が過去の動きの範囲を逸脱したときのメドはつけにくい)


図は4005「住友化」のグラフです。(HPでいつも使っているNo.20「平均線と順位相関」のグラフ。)

ここには、@9日平均線、A25日平均線、B75日平均線、C200日平均線 の4本が描かれています。このグラフからは、どのような上値のメド・下値のメドがわかるのか。

「主な株価」が表示されている日を波動の高値・安値とすると、
  1. は200日線が上値のメドとなった。
  2. は25日線が上値のメドとなった。
  3. は75日線が上値のメドとなった。
  4. は不明
  5. も不明
  6. は200線が上値のメドとなった。
  7. は200日線が上値のメドとなった。
というふうに、平均線が上値のメドになっています。これは75日線が下向いているまたは株価が200日線より下位にあるように、住友化は下降トレンドにあり、したがって「戻り」は平均線で上値を押さえられているからです。つまり上値のメドとはいいながら、実は「戻りのメド」であるわけです。

下値のメドはどうか。図のA,B,C平均線からは何もつかめません。(Dは平均線の上位にあったので25日線が下値のメドになっている。)下降トレンドにあるときは、売りを考えるべきで、安値での買いを考えるべきではありませんが、@カラ売りの買戻しのために下値のメドが欲しい、Aナンピンをするために下値のメドが欲しい、B下値のメドを基準にして、下落力が強いか弱いかを知りたい、など「下値メド」があったほうがよいのです。



上昇トレンドにあるときはどうでしょうか。「主な株価」が表示されている日を波動の高値・安値とすると、
  1. は200日線が下値のメドとなった。
  2. は200日線が下値のメドとなった。
  3. は75日線(と200日線)が下値のメドとなった。
  4. は75日線(と200日線)が下値のメドとなった。
というふうに、平均線が下値のメドになっています。これは株価が上昇トレンドにあり、したがって「押し」は平均線で下値を支えられているからです。つまり下値のメドとはいいながら、実は「押しのメド」であるわけです。

では上値のメドはどうか。図のa,b,c,dは、平均線からは何もつかめません。(eは株価が平均線より下位にあったので75日線が戻りのメドになった)


@カイリ率を使った上値のメドと下値のメド


過去の株価を元にしたチャート(平均線・平滑平均・仲値線・抵抗帯)は、下降トレンドでは「戻りのメド」はあっても、下値のメドは出せません。どこまで下がるかは、これ以外の方法によるほかはありません。

逆に上昇トレンドにあるときは、「押しのメド」はあっても、「上値のメド」は出せません。どこまで上がるかは、これ以外の方法によるほかはありません。

図は、6701 NECの、@25日平均線と、Aその10%巾帯 のグラフです。平均線を挟んで、 です。下の線を下値のメドとするならば、A,Bはそこそこ。C,D,Eはこれよりかなり上位で止まったということになります。

ただこれは、10%帯がよいのか、15%帯がよいのか、20%帯がよいのか、という大問題があります。そのときどきの相場(変動率の大きさ)に合わせて決めるしかありません。その点でカンとか恣意のメドといえます。


Aボリンジャー・バンド


ボリンジャー・バンドというチャートがあります。図は25日平均線の上に、+1σ(シグマと呼ぶ)、+2σ、+3σの線を描き、平均線の下に、-1σ(シグマと呼ぶ)、-2σ、-3σの線を描いたもので、株価の上値・下値のメドにするものです。

「%巾帯」のように、相場に合わせて調整する必要はなく、いつもこの1σ・2σ・3σを使えばよいのです。

ただグラフに見るように、バンドはくねくねと、毎日変化します。その日の上値・下値のメドは、その日が終わってわかります。あらかじめ、この株価が下値のメドである、という予定はできません。


Bデンドラの上限線・下限線


《デンドラ24》は、上限線・下限線を描きます。これは上値のメド・下値のメドといってよいものです。

図は6701「NEC」の10%波動による上限線・下限線(前波動中位と今波動中位)。

上限線・下限線は「波動のパタンの情報」が決めているので、@波動が変化しない限りは、上限線・下限線の水準は変りません。A波動が変化しても、毎日めまぐるしく変化することはないので、上限線・下限線の水準は一定期間は変りません。

この先の相場を予想するとき、下値メド・上値メドはあまり変らないほうがよいのです。何日も先にメドがわかっているほうがよいのです。



図は5713「住友鉱」の10%波動による上限線・下限線(前波動中位と今波動中位)。

下降トレンドにあるときは、平均線での下値のメドはでない。戻りのメドはつかめるだけである。

上昇トレンドにあるときは、平均線での上値のメドはでない。押しのメドがつかめるだけである。

《デンドラ24》の上限線・下限線は上昇トレンドにあるときは「上値メド」がわかり、下降トレンドにあるときは「下値メド」がわかります。なにもかも解決できるわけではありませんが、@下降トレンドにあるときに下値のメドが出る。A上昇トレンドにあるときに上値のメドが出る。ことは大きな武器であるといえます。



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