0037《Qエンジン》操作事典
 [0037] 「検証」で225銘柄用の条件表の成績を調べよう

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前章では、「オートマ」を使って、日経平均採用の225銘柄について適切な売買マークを出すような条件表を作りました。この成績はどうなのかを調べてみましょう。

@225銘柄を選択して「新規検証」へ

  1. 225銘柄を選択しまし、

  2. メニューの「検証(S)」→「新規検証」をクリックするか、ツールバーの「赤色の箱の絵」をクリックします。

A新規検証の指示をする

「検証のしかた」の画面が現われます。
  1. いま検証したいのは(拡張4)の条件表No.180なので、条件表No.180をクリックして紺色にし、

  2. 「検証期間」に、080831(2008年8月31日)までの2000日間を指定しました。

  3. 「買いだけ」を選択します。

  4. 「同一日の仕掛け銘柄を選択する基準」は、複数銘柄について検証するとき、同じ日に複数の銘柄に売買マークがでたときに、仕掛ける銘柄を絞るとき、どの条件表の計算値を基準にするかを指定するものです。

    ここでは条件表No.180の4行目にある「9日線からのカイリ率」を指示しました。

    「売買ルール」は必ず確認して下さい。売買ルールにもとづいて検証されるからです。

B売買ルールを確認する

ここでは以下のようなルールで売買するとしました。

  1. 仕掛けは、買いマークが出た「翌日の始値」で買う。

  2. 時間切れは、買ってから30日が経過したら、「翌日の始値」で売却する

  3. 機食いはザラバで行う。
    @ 利食いAは、買値から15%の利益が出たとき。

    A 利食いBは、買ってから15日が経過した後、買値から10%の利益が出たとき。

    B 利食いCは、買ってからいったんは10%以上の利益が出ていたが、その後6%以上下落したら。

  4. 損切りZは、当日終値で買値から-15%の損失になったとき、翌日の始値で売却する。

C検証結果リスト

検証の所用時間は2分4秒でした。
  1. 各トレードの右端には、手仕舞いした原因が表示されています。今回の売買ルールでは、
    ◎利食いA
    □利食いB
    ○利食いC
    −時間切れ
    ●損切りZ
    などが表示されます。

  2. 手っ取り早く、成績を知りたいなら「売買成績」を見て下さい。

D売買成績を見る

ここには重要な数字がまとめられていますが、主な項目を掲げると、
  1. トレード数は、276件

  2. 平均利益率は6.52%

  3. 勝率は、81.2%

  4. プロフィット・ファクターは、3.65倍

  5. 「利食いA」はトレード数のうちの40.6%あった

  6. 「損切りZ」はトレード数のうちの14.5%あった
です。私は、一般銘柄のトレード成績の基準は、

@平均利益率が5%以上
A勝率は70%以上
BPFは、2.0倍以上

のとき「合格」としていますが、上記の各項目の数字はどれも合格です。

だがこの成績は、225銘柄が出した買いマークのすべてで仕掛けたときのものです。例えば、ある日に30銘柄が一斉に買いマークを出したとき、これを全部買うというのは現実的ではありません(30銘柄全部を買ったときが上記の成績です)


E売買時期を見る

  1. 「売買時期」でグラフを描くと、右図の(a)と(b)の日に多くの銘柄が一斉に買いマークを出していることが確かめられます。
(a)の日には、18銘柄が買いマークを出し、そのうち16銘柄は利益が出て、2銘柄は損失になっています。

(a)の日には、12銘柄が買いマークを出し、そのうち11銘柄は利益が出て、1銘柄が損失になっています。

買いマークがでた銘柄を全部買うならば、非常によりリターンをもたれせますが、このうち1銘柄を選んで買っていたならば、もし利益がでたでたとしても、利益の額は(a)の日の1/18であり、(b)の日の1/12でしかありません。

同じ日に複数の銘柄が買いマークを出したとき「1銘柄だけを買う」ときは、上記の成績よりもかなりダウンするはずです。



F「損益経過」で詳しく調べる

  1. 「損益経過」は、細かな条件を与えて成績がどのようになるのか、を調べることができます。

    「損益経過」ボタンをクリック。
次図の「損益経過の指示」が現れます。ここで、どのような仕掛けをするのかの条件を与えることができます。



上図では次のような指示をしています。
  1. 仕掛けの単位は、「理論金額で売買する」。
  2. 仕掛けと決済は、「決済を優先」(「売買成績」と同じ数字になります)。
  3. 片道手数料は、「0%」または「0円」(「売買成績」と同じ数字になります)。
  4. 初期資金は「無制限」。
  5. 仕掛け日の制限はなし。
  6. 仕掛ける銘柄数の制限は、「1銘柄まで」(同じ日に2銘柄以上が買いマークを出したときは1銘柄だけ買い仕掛けします)。
  7. このときの銘柄選択の基準は「株価が高いもの」としました。
  1. 「開始」ボタンをクリック。

(例-A)同一日の買いは1銘柄だけ(株価が高いもの)の成績


同じ日に複数の銘柄が買いマークを出したときは、@株価の高い銘柄を、A1銘柄だけを仕掛ける。という条件にしたときの成績は上図のようになります。

(  )内は「売買成績」による数字。
  1. トレード数は、106件 (276件)
  2. 平均利益率は、3.68% (6.52%)
  3. 勝率は、68.9% (81.2%)
  4. プロフィット・ファクターは、1.90倍 (3.65倍)
どんなときでも1銘柄しか仕掛けなかったならば、現実には「売買成績」の数字よりもかなりダウンすることがわかります。



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